ホテルヘッドラインニュース 2021/9/23 朝

2021年9月23日

パン・パシフィック・ホテルズ&リゾーツ、2024年までに13軒の新ホテル開業

 パン・パシフィック・ホテルズ&リゾーツは、2024年までに、アジアを中心に13軒、総客室数3,300室の新規ホテルの開業計画を発表した。今月9月1日にロンドンに新規ホテルを開業したが、今後はアジア環太平洋地域を中心に展開していく予定。今後開業予定のホテルは、2022年6月に開業予定の「パークロイヤル・コレクション・クアラルンプール」をはじめ同チェーンのブランドのなかではエコフレンドリー&シック路線の「パークロイヤル・コレクション」ブランドのホテルが中心となる予定。クアラルンプールの新ホテルは環境に配慮したグリーン建築を採用し、植栽を多用した屋上のテラスなど地球温暖化対策のショーケース的ホテルとなる予定。このほか、マレーシアのランカウイ島、メラッカ、インドネシアのジャカルタ、シンガポール、中国の大連、カンボジアのシエムリアップ、ベトナムのハノイ、タイのバンコックに開業を予定している。
 同チェーンは、もとをたどれば東急グループ二代目の故五島昇氏の環太平洋構想のもとに東急の子会社として設立されたが、2007年にシンガポールのディベロッパー、UOL グループに117億円で売却された。
パンパシフィック・ホテルズの出自については、本サイトのホテルルポルタージュ「ヤンセンのホテル地獄耳」に関連記事【パンパシフィックホテルで思い出す日本のホテル界が燃えていた時代】を参照してください。

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