2021年9月10日
ビル・ゲイツがフォーシーズンズ・ホテルの支配権を持つ筆頭株主に
ビル・ゲイツの投資持ち株会社、カスケード・インベストメントの関連会社が、フォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツの共同所有者であるサウジアラビアのアル・ワリード王子の投資会社、キングダム・ホールディングから同社が保有する株式の半分にあたる23.75%を取得することで合意したことが昨日、発表された。その結果、ビル・ゲイツが保有するフォーシーズンズの株式は従来の47.5% から71.25%となり、事実上、支配権を持つオーナーとなった。売却金額は22億1千万ドル(約2,300億円)。フォーシーズンズ創業者のイサドア・シャープは5%の株式を保有している。ビル・ゲイツはフォーシーズンズが1997年に株式公開した際に、アル・ワリード王子と共にそれぞれ47.5%ずつ株式を購入し、共同オーナーとなっていた。
*アル・ワリード王子のホテル投資については、本サイトの「ヤンセンのホテル地獄耳」の記事「世界の王室とホテル」をご参照ください。
コメント