2021年10月17日
トランプ前大統領ファミリーの「トランプ・インターナショナルホテル ワシントンDC」、売却交渉中
ウォールストリート・ジャーナル紙によると、トランプ前アメリカ大統領の息子が経営するトランプ・オーガニゼーションは、首都ワシントンの「トランプ・インターナショナルホテル ワシントンDC」客室数263室のリース権の売却交渉を進めていることが明らかになった。元郵便局だったホテルの建物はアメリカ連邦政府の所有で、トランプ・オーガニゼーションが連邦政府と約100年間のリース契約を結んでいる。そのためトランプ氏が大統領在任時は「利益相反」として大いに問題になった。ホワイトハウスにも近く、トランプ氏在任中は関係者の利用も多かった。売却金額は約3億7000万ドル(約420億円)になると言われている。現在交渉中の買い手として名前があがっているのは、マイアミに拠点を置く投資会社、CGIマーチャント・グループ。同社はすでにヒルトン傘下のウォルドルフ・アストリア・ブランドでのホテル運営について打診しているもよう。
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