ホテルヘッドラインニュース 2022/5/15 朝

2022年5月15日

ワシントンD.C.のトランプ・ホテル、売却され「ウォルドルフ=アストリア」にリブランド

トランプ前米大統領が大統領時代、利益相反ではないかと何かと物議をかもしたワシントンD.C.の「ザ・トランプ・インターナショナル・ホテル・ワシントンD.C.」のリース権が、マイアミの投資グループに売却された。買収価格は3億7,500万ドル(約485億円)で、ワシントンD.C.のホテル取引としては破格の価格。建物自体は連邦政府の所有。5月11日に取引が成立した数時間後には、外のエントランスの「ザ・トランプ・インターナショナル」の金色のサインがクレーン車で取り外された。その素早い対応が現地でも話題になっている。地元紙の「ワシントン・ポスト」は記事の冒頭で「ドナルド・トランプ、再び、ペンシルベニア・アベニューを去る」と書いた。トランプ側は2億ドルでリース権を買ったので、今回の取引で1億ドル以上の利益が出たと言われている。買収したCGIマーチャント・グループヒルトンと組み、ホテルを「ウォルドルフ=アストリア 」にリブランドする計画。同グループの投資メンバーにはニューヨーク・ヤンキースの元プレイヤーであるアレックス・ドロリゲス氏も含まれている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました