2022年6月21日
IHG、ミニチュアサイズの個別バスアメ提供の中止へ
エコ、サスティナブルなど環境問題への対応がホテルにとっての売り文句にもなる昨今、IHG(インターコンチネンタル・ホテル・グループ)は、傘下の4,000軒以上のホテルにおいてミニチュアサイズの個別バスアメ提供を中止する方針を発表した。ホテルジャンキーにとっては、どんなバスアメがどんなふうにセットされているかはホテルに行く楽しみのひとつでもあったが、これも時代の潮流。IHGは2019年より、シャンプーやボディーウォッシュなどのミニチュアボトル提供からフルボトル提供への切り替えを進めてきたが、2030年までにはすべての傘下のホテルからミニチュアサイズのバスアメが消える予定。これにより、IHGのアメリカ地区のホテルで使用されていたミニチュアボトルの使用量だけでも、年間850トンのプラスティック使用が削減され、これは5頭の成人クジラの重さ・・・といっても想像できないが、70台の2階建てロンドンバスの重さに匹敵するそうだ。
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