2022年3月24日
NYの”文化人のホテル”「チェルシーホテル」が11年ぶりに再オープン
2011年に惜しまれながらクローズし、その後、住人との間でのトラブルもあり、リノベーション中のまま開業が遅れに遅れていたニューヨークの「ザ・ホテル・チェルシー」が再オープンする。アンディ・ウォーホル、ボブ・ディラン、マドンナなどアーティストたちに愛されたホテルで住居として利用していたアーティストも多く、SF作家のアーサー・C・クラークはここで「2001年宇宙の旅」を書き、マドンナはここで写真集「SEX」の撮影をした。俳優のイーサン・ホークは「チェルシー・ホテル」という映画を作った。ロケーションはウエスト23丁目、マディソン・スクエアから西に2ブロック。もともとは1884年にアパートメントとして建てられ、1905年にホテルとして開業。住居として利用していた芸術家も多かったことから「文化人のホテル」と呼ばれていた。オーナーはニューヨークを拠点にブティックホテルを展開するショーン・マクファーソン氏やポッド・ホテルなどで知られるDBホテルズのリチャード・ボーン氏など。2016年に2億5000万ドルで買収して話題になった。一部客室(155室)のソフトオープンで、グランドオープンは9月の予定。
コメント