「グランドハイアット」というホテルブランドをひとことで言うと、今風のトレンド感はありながらも伝統的なグランドホテル的なホテルらしさもあわせ持つホテルブランド。
ハイアットのホテルブランド の中では、利用者実感からいうと、最上級グレイドの「パークハイアット」に次ぐ二番手だったが、ソウルの場合は例外的に「グランドハイアット・ソウル」の方が「パークハイアット・ソウル」よりも地元では格段に格式が高い、という例外もある。2007年に誕生したラグジュアリー系ライフスタイル・ホテルラブンドの「アンダーズ」の登場により、街によっては三番手になるところも出てきた、という感じ。どちらかというと、アジアの方がグレイドが高く、欧米の方がグレイドが低い “ふつう” のホテル的なホテルが多い。客室数は300室以上の中型ホテルが主流。
■このブランドの特徴
・存在感あるロビー
伝統的な “グランドホテル” 的に、ロビーはどーんと存在感ある作りのところが多い。
・「建築インテリア」のこだわり
オープン時には建築雑誌など専門誌にも取り上げられるようなデザインセンス。
・カッコいい「食」スタイル
トレンドも踏まえた、トレンドセッターやフーディーたちや訪れるようなレストランが入っており、空間デザイン的にもこだわりがあるところが多い。
■このブランドらしさが感じられる代表的なホテル
■ブランドの歴史
第一号ホテルは1980年にニューヨークで開業した「グランド ハイアット ニューヨーク」。昨年10月に「グランドハイアット」から「ハイアット」ブランドにリブランド、つまりグレイドダウンされ、現在は「ハイアット グランドセントラル ニューヨーク」となっている。このホテルは、古いビルを新しいガラス壁で覆って新築風に見せている建物で、トランプ前アメリカ大統領が不動産ディベロッパーとして手がけて名をあげたホテルとしても知られている。
*ソウルの「グランドハイアット・ソウル」の開業年が1978年だが、ハイアット・ブランドでオープンし、後に「グランドハイアット」にグレードアップ・リブランドしている。
■ブランドオーナー
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