2022年6月16日

ゲストの良い写真を撮ることもウェイターの大切な仕事？「ウェイトグラファー」育成講座＠ヒルトン

スマホで誰でも簡単に写真が撮れるようになってSNSの利用も盛んになり、ホテルのレストランでもウェイターやウェイトレスが「写真撮ってもらえますか？」とゲストに頼まれることが増えた。が、失敗写真の例も多い。そこで、イギリスのヒルトンでは、世界的に有名なプロのカメラマンに講師役を頼み、ウェイターやウェイトレスに写真撮影レッスンを行った。ヒルトンの調査によると、ゲストがウェイターやウェイトレスに頼んで撮影してもらった写真が上手く撮れてなかったケースが38%もあったそうで、これでは顧客満足度が下がる、ということで、今回の写真レッスン会の開催となった。ヒルトン側の胸算用としては、セミプロなみに写真の腕を上げた「ウェイトグラファー」たちが撮ってあげた写真が”良い写真”だと、ゲストたちはSNSにアップしたくなり、結果、良い宣伝になるし、ゲストのリピートにもつながる・・・。今年、中東のヒルトンでの成功を受け、今回、イギリスでも開催となったが、ゲストにもスタッフにも好評なので、他の国でも開催したいという。ちなみに、カメラマンの指導は、「ズームを使わず、ゲストに近寄って撮ること」「ゲストとおしゃべりして笑顔や良い表情を引き出すこと」など。