2021年8月10日
「リージェント京都」2024年開業予定
インターコンチネンタル・ホテル・グループ(IHG)は、2024年、京都に「リージェント京都」客室数86室を開業することを発表した。ロケーションは料亭「岡崎つる家」の跡地(右京区岡崎東天王町)。同料亭は1928年創業、吉田五十八の設計による新数寄屋建築でも知られ、英国のエリザベス女王をはじめ各国の王族や元首の迎賓館となっていた。料飲施設はオールデイダイニング、ロビーラウンジ、 バーと新生「岡崎つる家」の4つ。ほかにスパ、フィットネスセンターができる予定。IHG・ANA・ホテルズグループジャパンとGI キャピタル・マネジメントとの共同事業。
「リージェント」はIHGの最高級グレイドのラグジュアリー・ブランドだが、もともとは1970年に香港でロバート・バーンズやアマンリゾーツ創業者のエイドリアン・セッカらが設立したリージェント・インターナショナルのホテルブランドで、1980年開業の「リージェント香港」(「インターコンチネンタル香港」として営業していたが昨年4月よりリブランドのためクローズし、2022年に「リージェント香港」として再オープン予定)などホテルジャンキーたちに愛された名ホテルを生み出した。IHGは 2018年に台北のフォルモサ・インターナショナル・ホテルズ・コーポレーション(FIHC)からリージェント・ホテルズの過半数の株式を取得し傘下におさめた。
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