2021-05

ホテルルポルタージュ

「タイのホテル王」と呼ばれている男

(C)Yangsen ヤンセンです。 「タイのホテル王」と呼ばれている男、ウィリアム・ハイネッケ氏。68才。マイナー・インターナショナル・グループ(MINT) というタイの企業の創業者&会長だが、その男、タイ人ではあるが、タイ人ではなーい。 ん? って、どういうこと? って、つまり、アメリカ生まれの生粋のアメリカ人なのだけど、43才の時に米国籍を捨てタイ国籍を取得したってこと。 タイでは有名人で、自身がオーナーでもある「ザ・セント・レジス・バンコク」のバンコク市街を一望できる高層階の部屋に住んでいる。 日本ではほとんど知られていないハイネッケ氏だけど、年齢が高めの方々にはロッキー青木の鉄板焼きレストランチェーン「ベニハナ」を買収した男、というと、ああ、あの両手に長い包丁もってチャンチャンチャカチャンと踊るシェフがアメリカ人に大人気だった、あの「ベニハナ」ね、とちょっと親近感がわくかもね。 ホテルジャンキーには、アマンリゾーツから石もて追われたエイドリアン・ゼッカ氏が捲土重来で立ち上げた「アゼライ」ブランドの第一号ホテル、ラオスの「アゼライ・ルアン・パバーン」(現
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ウィーン「イラン核合意交渉」の舞台になってる3つのホテル

(C)Yangsen  ヤンセンです。  ん、なんかいま国際情勢、いろいろ動いてるけど、ウィーンでは「イラン核合意交渉」やってるね。イラン、アメリカに加えて英仏独中ロ5カ国の代表団がウィーンに集まってるわけだけど、ところでみんな、どこのホテルに泊まってるんだろ? ってことで、調べてみた。 イラン代表団が泊まっているのは「インターコンチネンタル・ウィーン」客室数459室。1964年、インターコンがパンナム傘下にあった時代に開業したホテルだ。思えば、アメリカ人が第二次世界大戦後、我が世の春を謳歌していた(デカイ面していた)時代だったね、その頃は。 アメリカ代表団が泊まっているのは「グランドホテル・ウィーン」客室数205室。1870年開業の老舗ホテルでかつては【ウィーン社交界の中心】と言われたホテル。第二次世界大戦後はオーストリア政府の所有となり20年あまりIAEA(国際原子力機構)の本部になってたんだけど、バブルの時代、全日空が買収し1994年に「ANAグランドホテル ウィーン」となった、というあのバブル象徴のホテル(2002年に売却)。 5カ国の代表団が泊まってるのは「ホテ
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「ウォルドルフ=アストリア・ホテル」の今

(C)Yangsen  ヤンセンです。  そういえば、あのホテル、今どうしてるんだろ? ニューヨークの「ウォルドルフ=アストリア・ホテル」。アメリカを代表するホテルといわれてたホテルだけど、気がつけば中国政府の管理下に入っちゃってたホテル。 ホテル、といってもタダのホテルではないんだな、コレが。世界各国から訪れる国賓クラスのVIPたちの定宿であり住居であり、アメリカの歴代大統領たちのニューヨークにおける定宿であり、国連大使の公邸もあったホテル。 1893年開業の老舗ホテルで、1931年に場所を移して再開業したのだが、「アメリカ国民に自信と勇気を与えた」とフーバー大統領が開業の挨拶で語り、大恐慌後の暗い不況ムードのなか、毎日 全館に灯りを煌々とつけて人々の心を明るくさせたと語り継がれている。そんな、アメリカ人にとっては精神的シンボルでもある特別なホテルなのに、中国政府の管理下のホテルだなんて…。 さすがに、まずいよなぁ、これは…と誰でも思うだろうね。そこで、今どうなってるかチェックしてみた。 公式サイトには「現在大規模な改装・改修工事のため休業しております。営業再開は2〜3
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